概要
被告人の経歴
名前:福田怜史
年齢:38歳
住所:山鹿市
職業:中学校教諭
罪状:不同意わいせつなどの罪
事件の概要
去年までの4年間にわたり、8人の男子児童や生徒に対してわいせつな行為をしたなどとして、
不同意わいせつなどの罪に問われた山鹿市の中学校教諭について、熊本地方裁判所は、懲役6年の判決を言い渡しました。
判決によりますと、2020年7月から2024年8月までの約4年間に、9歳から15歳までの教え子など8人に対し、
自宅で寝ている間に下半身を触るなどのわいせつな行為をした上、その様子をスマートフォンで撮影するなどした。
撮影した動画や写真のデータは4500件以上に上ります。
9月1日の判決で、熊本地方裁判所の中田幹人裁判官は「被害者らを誘って自宅に宿泊させるなどして行為に及んだ。被害者や保護者から信頼されていることを利用した卑劣な犯行で、常習性が認められる。多数回被害を受けた人もいて、被害結果は重い」などと指摘しました。
一方、すでに6人の被害者と示談が成立していることや、
福田被告が医療機関の性犯罪治療プログラムを受けるなど「更生に努める」と話したことなどから、懲役9年の求刑に対し、懲役6年の判決を言い渡しました。